2023
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07
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INTERVIEW
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INTERVIEW
みとゆな
女優

みとゆな「築き上げたインフルエンサーとしての実績と、飛び込んだ女優業。基盤にあるのは “みともだち” との絆」

写真:福永俊樹

ライター:IROHA TSUTO

メイキング映像:Kohei Kamada

2023年流行予想ランキング1位を獲得した、Z世代タレント「みとゆな」。

AbemaTV「今日好きになりました」3連続出演や「第10回制服アワード」受賞など数々の実績を経て、2023年7月より日本テレビ「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」にて地上波ドラマ初出演が決定。

カリスマ女子高生として人気を集めたみとゆなも、今年が10代最後。

日本一制服が似合うと称された彼女だが、今では大人の雰囲気や女優の風格を漂わせている。彼女の原点、これまでの軌跡、そして飛び込んだ女優業への情熱。それらを紐解き、彼女の奥底を覗いてゆく。変わらないものの尊さと変わっていくものの価値を見出す彼女の向かう先はどこなのだろうか。

みとゆな 撮影メイキング映像(my HERO 公式YouTubeより)

白いスタジオに純白のワンピースで撮影に挑んだみとゆな。丸型のハンモックで無邪気な笑顔を見せたり、ドライフラワーを手にアンニュイな雰囲気を醸し出したりと、光の差し込む空間で様々な表情を見せた。白い空間に映える色鮮やかな折り紙を渡され、選んだのは自身のイメージカラーである緑。数種類の緑がある中、みとゆなが選んだのは1番濃い緑だった。
鶴を折ると宣言した彼女は、不安げな表情を浮かべながらも無事に完成させ、「鶴の出来栄え、100点じゃないですかね!」とカメラに満面の笑みを見せた。
まだ10代のあどけなさが残るみとゆな。取材時には、自身の過去・現在・未来までを赤裸々に語ってくれた。

みとゆな / ©️my HERO
芸能活動最初の仕事が、恋愛リアリティ番組。楽しみしかなかった。

ーー「中学生時代に、竹下通りでスカウトされた」とお聞きしました。当時の、小学生・中学生時代のみとゆなさんは、どのような学生だったのでしょうか?

小学生の時は、毎日自転車で公園に行ってアクティブに遊んでいました。ドロケーしたり穴掘りしたり、木登りしたりとか…。

ーー穴掘り…?

砂場があるじゃないですか、そこに穴掘って、空洞に入って遊ぶんです(笑)

中学生の時も、ワイワイ遊ぶタイプでした。部活はバスケ部に入ったんですけど、体調面や人間関係が原因で、半年で辞めちゃいました。

その頃は剣道や英会話とかの習い事も色々やっていて、何か一つを極める、ということはしていませんでしたね。勉強も全然してなかったです(笑)

ーーかなり無邪気な印象を受けますが、当時スカウトされた時は、どう感じましたか?

私、出身は神奈川なんですけど、竹下通りには行ったことがなくて。友達と初めて行った時に、スカウトしていただいたんです。

まず思ったのは、「スカウトって本当にあるんだ」って(笑)でも私、もともとちょっとだけやってみたいっていう思いがあったんですよね。

当時私たちの世代で流行っていた、雑誌「ニコラ」のモデルに応募したかったんですけど、身長が足りなかったんです。応募すらできないことを知って、興味がありながらも別のオーディションも受けずにいたら、スカウトしていただけて。

ーーでは、スカウトを受けてからは即決でしたか?

そうですね…でも、中学一年生なりたてということもあって、色々ありました。

私、その場で勝手に電話番号を教えたんですよ。家に帰ってからママに報告したら、めちゃくちゃ怒られて。「知らない人に電話番号教えちゃダメって知ってるでしょ!」って(笑)

ーーかなり行動力がありますね。

そうですね(笑)そのまま今の事務所に所属して、それから高校までは月に一回の撮影練習と毎週金曜日にダンスレッスンに行ったりして…芸能活動を本格的に始めたのは、高2からでした。

ーー高2で始まったのが、Abemaの人気番組「今日、好きになりました。」ですか?

そうですね。一番最初で、一番多くの方に知っていただけるきっかけになったかなと思います。

ーー「今日好き」のオファーを受けた時、リアルな高校生たちが恋愛番組に出演することに対して抵抗や不安はありましたか?

決まった時は、一番は「楽しみ」が大きかったです。

もともと私は恋愛リアリティ番組の視聴者側だったので「楽しそう」というイメージがあって、楽しみしかなかったです。緊張するタイプでもないんですよ(笑)

私、コロナの影響で高校三年間本当に予定がなかったんですよ。修学旅行も本来ならバリか沖縄だったのに行けなくなって。でも、「今日好き」の旅の中で沖縄も宮古島も長崎も行けたので、私の中で「高校時代の思い出といったら『今日好き』」になるんじゃないかなって思います。

ーーみとゆなさんの中で「今日好き」は、良い思い出として強く残っているんですね。出演することに対して、家族や友人の反応はいかがでしたか?

両親はまず、「『今日好き』って何?」みたいな(笑)パパは私が出るから見てくれたんですけど、ママは未だに見てないんですよね。

ーーそうなんですか?さすがに見てるんじゃないですか?(笑)

そうなんですかね?(笑)最近バラエティに出る時は録画してくれたりするんですよ。

でも「今日好き」に関しては、出演が決まったことを家族全員の前で報告したんですけど、みんなポカーン、「何それ」みたいな(笑)多分、徐々に家族も、「今日好き」に出演することでどれだけの人に観てもらえるのか、というのを実感していったんだと思います。

ーー同じ学校の生徒の反応はいかがでしたか?みとゆなさんが出ていることで、騒ぎになったりとかは?

どうだったかな…。あ、マンモス校だったので、同級生とすれ違った時は「みとゆなだ」よりも「あ、『今日好き』だ」って言われることが多かったです(笑)

みとゆな / ©️my HERO

友達みたいなファンとの距離感が、「みとゆな」をさらに高めました。

ーーその後、瞬く間に、「Z世代が選ぶ2023年流行予想ランキング」で1位に選ばれたり、「日本制服アワード」女子グランプリを受賞したりと、人気や注目が加速していきました。「みとゆな」というタレント認知やブランドが向上したポイントは、ご自身では、どのようにお考えでしょうか?

私、本当にファンとの距離が近いんですよ。

ファンネームが「みともだち」っていうんですけど、その名の通り友達みたいな距離で接することでファンが近い存在でいてくれるので、そこが一番重要かなと思います。

ーーファンとの近い距離感が、みとゆなさんにとっては重要なポイントなんですね。

そうですね。距離感が近いからこそ、ファンの子は「ゆなに投票したい」「ゆなの名前を出したい」と思ってくれると思うので。

ーーファンとの友達のような関係性を築くツールは、やはりSNSですか?

そうです。DMとかコメントとかで。

ーーでは、“有名になっていくこと” で、ご自身の中で、意識することや、考え方が変わったことなどはありますか?

いえ、あまり無いんですよね(笑)「今日好き」の時も、本当にそのままで、自分を作らずに挑んだんですよ。

変に自分を作り込んじゃうとバレちゃうと思うので。そんな私の「素の部分」を好きって言ってもらえることが多かったです。

強いて言うなら、ファンの子達とのコミュニケーションはもっとこまめに取るように意識しました。

私から「友達感」を伝えないと、ファンの子は「ゆなちゃんが遠くなっちゃう」と感じると思うので。そう思わせないための、話し方や発信の仕方は今後もしていかなきゃいけないなと思ってます。

みとゆな / ©️my HERO

ーー話は逸れますが、みとゆなさんといえば、「みとゆなポーズ」が一つのキャッチワードだと思いますが、その「みとゆなポーズ」の由来があれば教えてください。

私のファンマークが、iPhoneの絵文字にある「緑の丸」なんですけど、こうやってやると(顔の横に両手で丸を作るポーズ)、手の中に緑の丸が当てはまるんですよ。

私がそれをやるのを見て、ファンの子達が真似してプリクラや写真を撮ってくれたりして。それから徐々に拡散されていきました。

ーーそもそも、なぜ「緑の丸」なんですか?

もともと緑が好き、というのもあるんですけど、ファンマークって、結構可愛い絵文字を使う方が多いじゃないですか。

その中でインパクトが残るように、「緑の丸」にしたんです(笑)

ーー逆にシンプルに、ということですね。緑が好きということですが、普段から緑のものを身につけたりされていますか?

緑のものを身につけていると、結構「みとゆなちゃんだ!」って言ってもらえることが増えたので、嬉しいのですが、最近は小物が緑ということが多いです。でもやっぱり、ファンの子から「最近緑着てなくない?」って言われることもあるので、定期的に着るようにしています(笑)

ーーファンサですね(笑)ファンの皆さんの間でも、緑は流行っていますか?

そうですね。イベントごとの時は「緑の服で行くね!」って報告してくれる子もいます。

本当に全身緑で来ている子を見ると、「大丈夫?!」って思いますけどとっても嬉しい気持ちになります(笑)

ーー10代といえば、友人とたくさんお出かけをしたり、ファッションにこだわったりと、色々と興味が湧く時期だと思います。みとゆなさんが、プライベートの中で今夢中になっていることはありますか?

香水を集めるのが好きです。香りでいうと甘い香りが好きなんですけど、それよりもパッケージが気に入ったものを集めて、部屋にインテリアとして飾るのが好きです。

ーー香水集め以外の趣味は何かありますか?

一人暮らしを始めてから自炊するのが楽しくて、料理をかなりするようになりました。

ーー得意料理はなんですか?19歳がどんな料理をするのか気になります。

グラタンも作りますし、ハンバーグとかオムライスとか、手の込んだものも作ります。でも、洗い物が嫌いなんですよね(笑)だから、とにかく洗い物を少なくするために工夫してます。ハンバーグはボールでこねるんじゃなく、袋の中でやるとか。ちなみにスイーツは全然作れません。ご飯ばっかりです(笑)

ーー一人暮らしはいつから始めたんですか?

3月からなので、まだ4ヶ月くらいです。結構きついこともあります。お仕事で遅く帰ってきた時に、「やばい洗濯物回さないと!」とか「食器洗わなきゃ!」とか(笑)でも、自炊は楽しいです。

ーー一人暮らしをする中で、自炊以外の楽しみはありますか?

うーん…、私、アウトドア派なんですよね(笑)家で過ごす時間よりも旅行や自然が好きです。

旅行は趣味の一つに入るかなって思います。今年は海外にも行きたいと思ってます。ドラマの撮影が終わったら、計画を立てたいです。

ーー音楽やスポーツの趣味はありますか?

家の中で、基本的に音は流れています。Saucy Dogとか、邦ロックが好きですね。運動はそんなにしてないですね…。夏に向けて腹筋割りたいなって思って、ヨガマット買ったんですけで、やってないです(笑)

みとゆな / ©️my HERO

初の地上波ドラマで演じた役は、私によく似た女の子でした。

ーーでは、2023年7月に始まる、日本テレビ「最高の生徒~余命1年のラストダンス~」についてお聞きしたく思います。このドラマはどのような作品でしょうか。

余命一年の主人公、「伴ひかり」が、「一年で二生分生きる」というポジティブなマインドで、私が演じる鍋島聖衣良を含めた6人のメインキャラクターと高校生活を送るストーリーです。

余命を宣告されても「かわいそうな子」ではなく、「一年で最高な思い出を作った女の子」という印象を周りに与えるひかりにつられて、6人も一つのこと(ダンス)に熱中していきます。

6人と一緒に、ひかりがどういう思いで余命一年を過ごしていくのかが見所です。

ーーみとゆなさんは今までに、MVやSNSドラマ、YouTubeドラマにて演技のご経験があるとお聞きしましたが、今回初出演される地上波連続ドラマの撮影はいかがでしたか?

今までの演技のお仕事とは、違いすぎですね(笑)何もわからない状態で現場入りして、本当に周りの方に助けてもらってるなって思います。

でも、「鍋島聖衣良」という役を演じられるのは私だけで、監督やプロデューサーさんからの指示があっても、それをどう魅せるかは私にしかできないことだと思うので、うまく伝えられるようにしたいと思っています。

「鍋島聖衣良」と私は結構似ている部分があるんですよね。特に、高校生の時からSNS活動をしているとか。あと、聖衣良の「これをやりたい」と決めたら曲げない性格も、似ているかと思います。

私はもともと演技に興味がなくて、なんなら「演技できないと思います」というくらいだったんです(笑)でも、去年の夏にSNSドラマのお話をいただいて、「やるならやってみよう」ということで、演技レッスンに励みました。

その経験がきっかけで演技に対しての抵抗が無くなって、「演技をやるのも一つの手かな」と思えるようになったんです。そして、オーディションで勝ち取ったのが「鍋島聖衣良」という役です。「やるからにはやろう」という性格は、聖衣良と重なる部分だと思います。

ーー地上波初の役が「鍋島聖衣良」というのは、みとゆなさんにとっても嬉しいことなんですね。

そうですね。嬉しいですし、一番私が伝えられる役かなと思います。

ーー「オーディションで勝ち取った」とのことでしたが、その時の心境はいかがでしたか?

私、本当に普段緊張しないタイプなんですけど、演技のオーディションの時はガチガチに緊張しちゃって。

「どうだった?」って聞かれても、「緊張しすぎて覚えてない」みたいな感じだったんですよ(笑)手応えが全くない中で「鍋島聖衣良に決まった」と聞いて、「なんで私なんですか?」と言うくらい自信がなくて。もちろん嬉しかったですけど、一番は「驚き」ですね。

でもそこで 縁があって選んでいただけたと言うことは、やっぱり私にしか伝えられないものがあるって監督やプロデューサーさんに感じてもらえたんだなと思ったので、視聴者の方にも伝わるといいなと思ってます。

ーー撮影に入ってからは、ご自分の演技に自信が持てるようになりましたか?

悔しいことばかりですね。やっぱり演技初経験となると、周りはすごく優しく教えてくれるので、私が「ここまでやり切ろう」と思っても、その手前で助けをもらっちゃったりとかがあります。少しつまずくと、監督が優しく「じゃあ違う方法でやってみようか」と提案してくれたり。「もっとこうすればできました」と言いたくても、現場の時間も限られているので思い通りにいかず、悔しい思いをすることが多いです。

特に泣くシーンでは感情のコントロールが難しいからこそ色んな経験をさせてもらってて、めちゃくちゃ悔しい思いもしながら撮影しました。

ーー泣きの演技は初めてでしたか?

MV撮影ではあるんですけど、セリフや設定が決まっている中での泣きの演技は初めてでした。

泣くためには人によって色んなコツがあると思うんですけど、私は初めてすぎて、違うことを考えたらいいのか、役に入り込んで泣いた方がいいのか、悩みながらもチャレンジしています。

ーー現場の空気感はどうですか?特に仲の良いタレントさんはいらっしゃいますか?

とても和気藹々としていて、本当にみんなと同じくらい仲が良いです。夜遅くまでやってても、一緒にやっている仲間たちがいるから頑張れます。一人だったら本当にいつ挫折していたかわかりません(笑)

ーー演技に関して、「私はこうしたい」「こうした方が良いと思う」などと役者同士で語り合うことはありますか?

演じるキャラクターのイメージを自分の中でしっかりと持っている方が多いので、それに対して自分でぶつかっていくことが多いですね。休憩中も、役に対しての討論をするというよりかは、「ここの場面を通しでやってみよう」など、全体について話し合うことがあります。

みとゆな / ©️my HERO

ありのままの自分を発信して、誰かに伝わればそれで良い。

ーー現在、タレント、モデル、そして女優としてマルチで活躍されていますが、インフルエンサーとしても、SNSをフル活用されていらっしゃいますよね。芸能活動とSNSの連動についてや、ご自身が意識するSNSに対する向き合い方などはありますでしょうか?

TikTokとInstagramは毎日更新しています。SNSは私とファンの子達が一番近い距離で繋がれるツールなので、それが無くなってしまったら、どうしようもないなって思います。

「ドラマの撮影が始まったから投稿できない」とかを言っちゃうと、投稿を楽しみにしてくれてるみともだちとの距離が離れてしまうと思うんです。私はそれが絶対に嫌なので、ドラマには出るけど、SNSもYouTubeも投稿はします。

全部やるからこそドラマや他のお仕事も見ていただけると思うので、そこは変わらず続けていきたいと思います。

ーー原点回帰を忘れずに、毎日投稿にこだわっているんですね。

そうですね。私の毎日を伝えて、みんなの毎日の生活も教えてもらって…みたいなことが多いです。

私が「今日〇〇時から撮影行ってきたよ」って言ったら、「私は〇〇時から部活だったよ」とか「〇〇時からバイトだったよ」と、報告してくれる子が多いです。

お互いに「お疲れ様」と言える、友達みたいな関係を目指しています。

ーーみとゆなさんも、ファンの皆さんとの交流を楽しんでいるんですね。

一人一人生活している場所や時間が全然違うので、それぞれの悩みや生活を知れるのはとても楽しいです。

惚気を送ってくる子もいるんですよ。「今日彼氏とデートしてきたんだ」とか(笑)微笑ましいなと思いながら見てます。

みとゆな / ©️my HERO

ーーみとゆなさんはZ世代のインフルエンサーとして、フォロワー数や再生回数を意識することはありますか?

「伸びたら嬉しいな」とは思いますけど、何よりコメントをもらえるのが一番嬉しいです。私の良いところを見つけて何個もコメントを送ってくれるのを見て、本当に私のことを想ってくれているのが伝わってきます。

でも、フォロワー数が伸びると、ファンの子からも「ゆなちゃんこれだけフォロワーがいてすごい」と思っていただけるので、目標をSNSで言ったりもします。

今インスタのフォロワーが32万人くらいなんですけど、「35万人を目指すから、これからもゆなに付いてきてね」みたいな。すると、ファンの子も「35万人になるまで頑張ってね」と応援してくれるので、私自身が数字に追われて伸びなくて病んで…とかは全く無いです。

ーー数字を狙う動画を撮ったりもしないんですか?

「この一本で伸ばそう」とかは無いですね。とにかく継続していくことが大事だと思うので、継続していく中でどれか一本が伸びて、沢山の方にみていただければ良いかなって。作り込み過ぎて自分じゃない自分を出してしまうのも嫌ですし。

私の日常を出していく中で、注目されるものが一本でもあればいいなと思います。

演じたことで、「負けず嫌い」が私の長所であることに初めて気づきました。

ーーご自身の中で、「自分の強み」「自分のこだわり」などがあれば教えてください。

私はすごく飽き性で大雑把な人間なので、自分で自分の長所なんて思いつかなかったんです。でも、ドラマの撮影中に色んな場面で悔しい思いをして、「私、めっちゃ負けず嫌いだな」って思いました。芯のある負けず嫌いな聖衣良を演じて、私もそういう部分があるなっていうのに気付かされました。

ーー「演技」という、情熱を注げるものに対しての負けず嫌いが芽生えたのかもしれませんね。

今回のドラマは私が本当にやりたいと思ってオーディションで勝ち取って、頑張りたいと思って演技レッスンもやりながら撮影に臨んだので、その期間があったからかもしれないですね。

ーー「負けず嫌い」ということですが、「悔しい」と思ったことをどのように解消しているんですか?

私は、今の時点では全然解消できている気がしなくて。

今は「いい経験だったな」としか思えてないです。次に生かそうとしか今は思えてないんですけど、自分が成長できる次の場面を納得のいく形で乗り越えられた時に、悔しさは解消されるのかなと思います。

ーーでは、仕事に対する負けず嫌いな部分を生かしてこれから様々なことに挑戦していくんですね。

そうですね。聖衣良に私と似た部分があったから、自分でも知らない自分を知るきっかけになりました。

なので、もっと違う役を演じてみたら、さらに違う私自身を知ることができるかもしれないので、演技の他にもバラエティやモデルのお仕事など、色んなことに挑戦していきたいです。

私自身が挑戦を重ねて成長していって、それを見たファンの子にも一緒に成長していってもらえたらいいなと思います。

ーーやはり今回のドラマ出演がみとゆなさんにとってターニングポイントとなったんですね。

そうですね。本当にたくさんの経験をさせていただきました。

ーー10代ラスト。来年に20歳となり、これからもっと大人になっていくと思います。芸能活動、そして、みとゆなさんご自身として、今描いている今後の理想像や夢などがあれば教えてください。

何も変わらずは良くないので、今回ドラマという大きな経験があったように、20歳になってからもステップアップしていければいいなと思います。

具体的に「この仕事がやりたい」などはパッとは思いつかないのですがたくさんチャレンジしていきたいです。

今のファンの子は私より年齢層が下なので、今後は私のことを知らない年代の方にも知ってもらえる場面に出たいとも思います。

バラエティや夜のドラマとか。私のことをよく知らない方へのアプローチも大事ですが、今のファンの子たちも変わらず大事にしたいので、その子たちに向けての発信も忘れないようにやっていきたいと思います。

ーー20歳になるということで、気持ちの変化などはありますか?また、憧れの女性などはいらっしゃいますか? 

憧れている方だったら、小松菜奈さんです。小松菜奈さんは、モデルとして個性がありながら、女優業では役に溶け込む演技力を持ち合わせていますよね。

私もみとゆなとしての個性を確立しながら、役に溶け込む演技力を持ち合わせられたらと思います。

20歳という年齢に対して、気持ちの変化はそれほど無いです。私が20歳になるということは、今中学生・高校生のファンの子達も、年齢が一つ上がるということですよね。

その時に、「憧れている人はみとゆな」っていってもらえるような人になりたいと思います。

ーー最後に、みとゆなさんに憧れて、夢や目標に向かって、日々頑張っている視聴者もいらっしゃると思います。そんな「挑戦する方(ヒーローを目指す方)」へ、アドバイスがあれば教えてください。

私は、できないと思っていた演技に挑戦してみたら、いつの間にか好きになっていました。

そこに気持ちがなかったとしても、何か機会が訪れたら飛び込んでもいいんじゃ無いかと思います。やって失敗したことは私の中で良い経験になったので、恐れずに挑戦することが大切です。

みとゆな / ©️my HERO

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【 PROFILE 】

みとゆな

「みとゆなポーズで話題の日本一制服が似合う大人気インフルエンサー」

イメージカラーを緑とし、彼女のファンマークが「🟢」であることから『みとゆなポーズ』と題して手で丸を作って写真を撮る全国の学生が殺到している。

同世代のティーンを中心に多くの支持を集め、2023年「流行予想ランキング」のタレント部門では1位、TikTok部門で3位にランクインし今年の大注目の存在。

YouTubeTikTokInstagramTwitterをフル活用し、最近ではテレビやモデルとして多方面で活躍中!

【ドラマ出演情報】

日本テレビ『最高の生徒 ~余命1年のラストダンス~』

2023年7月15日(土)14:30〜 スタート

毎週土曜日 14:30-15:00 放送(関東ローカル)

公式サイトはこちら

★掲載のオフショット写真を、my HERO 公式Instagram にて後日公開します。

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