写真提供:YouTube
そして、約20組のクリエイターが、各々の個性をアピールしながらRED CARPETに登場。
「あさぎーにょ」「小田切ヒロ」「ジェラードンチャンネル」「月ノ美兎」「むくえなちっく」などの豪華な顔ぶれが、100万人という大台を、集まったファンと共に祝福した。
いよいよLIVE SHOWがスタート!
スクリーンのカウントダウンが0になると同時に、会場には誰もが一度は耳にしたことのある「YouTubeテーマソング」が響き渡り、真っ赤なスーツにサングラスというインパクト抜群の装いの「HIKAKIN」と「SEIKIN」が登場。
一発目のパフォーマンスにふさわしいド派手なステージに、会場は熱気に包まれた。
パフォーマンス後は、HIKAKIN&SEIKINの新曲リリースを発表!
MVもすでに撮り終えており、近々公開予定とのこと。
イベント開始直後の大きなサプライズ発表に、会場は早くも興奮冷めやぬ状態となった。
今年の YTFF2023 のハイライトの一つとして、チャンネル登録者数1,000万人超えYouTuberへの「ダイヤモンドステージ」が初めて設けられた。
ショート動画を中心にチャンネル登録者数1,000万人を突破した 5組 のクリエイターがステージに登場した。
中でも注目を集めたのは、チャンネル「Spider VAMBI」で活動する「VAMBI」。
ヴァンゆんチャンネルのメンバーとして知られていた VAMBI はその素性を明かすことなく、約1年間覆面YouTuberとして海外の視聴者を対象にショート動画を伸ばし続けた。
その話題性から、今年は一躍時の人に。
VAMBI は輝かしいダイヤモンドの盾を手に、「ダイヤモンドの盾獲ったぞー!」「一年間本気でYouTubeを頑張って、この一年で人生が変わりました!」と達成感をあらわにした。
また「皆さんも今、頑張っていることがあると思います。一年間本気で取り組んでみてください。今よりももっと素敵な自分になれると思います。」と、大勢の観客の背中を押すメッセージを残した。
続いて、「Fischer’s」が登場。
今年を振り返り、個人の変化が目立った1年だったというFischer’s。
その分、来年はグループで “とんでもないこと” を成し遂げたいと語った。
早速、“とんでもないこと” の一つ目として、スペシャルゲストを用意したことを発表。
ステージに登場したのは、なんと、今年大ヒットを博した 6人組中学生YouTuber「ちょんまげ小僧」!
ちょんまげ小僧 はユニークな挨拶が話題となり、無名から瞬く間にチャンネル登録者数150万人を突破。
2023年トップクリエイターランキング 1位 を獲得した。
8月 の Fischer’sコラボに引き続き今月9日にはヒカキンとのコラボも果たし、ブレイクから人気が冷めやぬちょんまげ小僧だが、有観客のイベント出演は今回が初となる。
ちょんまげ小僧は Fischer’s の楽曲「未完成人」のライブパフォーマンスに参戦。
タオルを振り回しながら全員で花道を駆け、会場が一体となる最高のステージを作り上げた。
ちょんまげ小僧のサプライズ出演は、YTFFの新たな歴史として刻まれたことだろう。
今回の会場を最も感動で包み込んだのは、VTuber「星街すいせい」のライブステージだった。
星街は、一発撮りのパフォーマンスを切り取るチャンネル「THE FIRST TAKE」にて史上最大同時視聴者数16万人を突破したことで話題となった「Steller Steller」を披露。
透き通る歌声の圧倒的な歌唱力に、会場は本日一番の盛大な拍手に包まれた。
「来年もたくさんの歌を届けていきます」と、来年への期待感が高まる言葉を残し、ステージを後にした。
続いて登場したのは、なぜか檻の中に囚われた「レイクレ」のメンバーたち。
スクリーンにはアルパカの覆面を被った謎の人物が。
「彼らを解放して欲しければ会場内に紛れ込んでいる私の仲間4人を見つけ出してください」と、観客を巻き込みながらデスゲーム風の企画がスタート。
客席やスタッフに紛れていたのは、「だいにぐるーぷ」のメンバーだった。
まさかのコラボに歓声が上がる中、2組がステージに登壇。
今年は、レイクレはチャンネル登録者数200万人達成、だいにぐるーぷは100万人達成と、どちらにとっても飛躍の年となった。
「どんな1年でしたか」との質問には、「YTFF最高!」と答えになっていない答えを返し、大舞台への興奮をあらわにした。
ステージからはけた後、スクリーンには「海賊サバイバル」と題した、大掛かりなコラボの告知動画が映し出され、会場は大熱狂。
配信は今月26日ということで、またもや待ちきれぬサプライズ報告となった。
イベントも中盤に差し掛かり、「平成フラミンゴ」が登場。
スクリーンに名前が映し出されるだけで大歓声があがり、その圧倒的な人気の高さを再確認させられた。
いよいよメンバー・NICO と RIHO が登場し、初公開のオリジナルソング「スーパーヒロイン」を披露。
向かい合いながら歌唱すると、RIHO は間も無く目に涙を浮かべ、それを見てもらい泣きするファンが続出した。
オリジナルソングの公開のみならず、歌のパフォーマンスも初ということで、“ダブル初披露” となった平成フラミンゴのステージ。
アパレルブランドのプロデュースや声優への挑戦など、個人の活動の幅を広げた1年を振り返り、「来年はグループとして飛躍していきたい」と意気込んだ。
新曲「スーパーヒロイン」は、今月14日リリース。
そして、イベント後にはMVの公開も予定しているとのこと。
ファンには嬉しい新情報の連続となった。
続いて、YouTube界のレジェンドの一人でもある「はじめしゃちょー」が学ラン姿で机に座り、「YTFF10年の歴史」という “授業風の設定” でステージに登場。
はじめしゃちょーらしいエンタメ性あふれるパフォーマンスで、会場を笑いで包み込んだ。
今年は「1年間コラボ禁止」というルールを掲げていたはじめしゃちょー。
それももうすぐ解禁される予定だが、映えある「1人目」をまだ決めかねているとのこと。
「みなさんコラボお待ちしております」と、YouTuberに向けて呼びかけた。
はじめしゃちょーの久しぶりのコラボに誰が選出されるのか、ファンたちは今か今かと続報を待ちわびている。
イベントも終盤に差しかかる中、続いては圧倒的女性ファンを誇る「コムドット」の登場により、会場は鳴り止まぬ黄色い歓声に包まれた。
コートにマフラーという冬らしい衣装で花道を歩き、メンバー・悠馬が新曲「ジングル」を披露。
歌い終えるとセンターステージにてコートを脱ぎ、今度はアロハシャツ風の真夏の装いへとチェンジ。今年リリースした「look at the sea」
パフォーマンス前に、この曲の肝となるコールアンドレスポンスの手本を見せ、観客と一体となるステージを作り上げた。
今年で結成 5周年 のコムドット。
東京ドームでのイベント開催やテレビ冠番組レギュラー化など、様々な成果を収めたこの1年に、リーダー・やまとは「ぶっちぎりの活躍だったかなと思います」と、得意げな様子を見せた。
また、来年の活動については、「悠馬が主に行ってきた音楽活動に5人でも挑戦したい」とのこと。
「来年は5人で曲作ろうかな」というファンにはたまらない予告を残した。
ラストは、「スカイピース」とともに人気YouTuberが一斉に登場!
スカイピースが制作したYouTuberをテーマにした楽曲「世界と私」をキュートなダンスとともに全員で披露し、会場のボルテージは最高潮に達した。
アーティストとして横浜アリーナでのライブを成功させ、またYouTubeでは様々なクリエイターとのコラボ企画で話題となったスカイピース。
まさに、“YouTube界のお兄ちゃん的な存在”であり、またヒットメーカーとして、2024年の活躍も目が離せない。
グランドフィナーレでは、出演者一同がステージに集合した。
会場を埋め尽くすファンから大歓声ともに、YouTuberからも大きな笑顔が送られた。
ラストは、HIKAKINによる「YouTubeは永久に不滅だ!」という熱い言葉で、YTFF2023のフィナーレを飾った。
大成功に終わったYTFF2023。
10周年を迎えても、落ちることのない盛り上がりを見せるYouTube。
来年のYTFFには今年と変わらぬ顔ぶれが並ぶのか、はたまた未だ世に出ないニューカマーが現れるのか。
まだまだ新たな可能性が残るYouTubeに、今後も目が離せない。
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