YouTuber黎明期の功労者・UUUM 鎌田和樹氏、同社からの “卒業” を発表

YouTuber専門のマネジメントプロダクション設立の第一人者、そしてインフルエンサーブームの火付け役の一人といっても過言ではない、UUUM株式会社の鎌田和樹氏が、自身のTwitter（現・X）アカウントにて、同社のTOB（公開株式買い付け）が完了したことを報告し、代表取締役会長を退任。自身の想いを綴った。

10年の歩み、UUUM（う～む）の社名の由来にも言及

鎌田氏は、HIKAKINとの出会いをきっかけに、2013年、29歳でUUUM株式会社を設立しマネジメントプロダクション事業を開始。

その後同社の代表取締役社長、会長として、 “インフルエンサー” をビジネスモデルとして確立した。

誰よりも早く、YouTuberというジャンルでのビジネスモデルを確立させ、時代の先駆者として走り続けたカリスマ的存在。

2023年8月10日、広告関連事業を手掛ける株式会社フリークアウト・ホールディングスと、UUUM株式会社の筆頭株主である鎌田氏と、第2位株主である梅田裕真氏が保有する7,849,430株（所有割合：38.22％）のに対するTOB（公開株式買付け：一株あたり727円）への合意を発表。フリークアウト・ホールディングスへの連結子会社化に向けた動きが始まった。なお、鎌田氏は、TOB成立後、同社取締役会長を辞任し、ファウンダー兼名誉顧問に就任することを発表していた。

今回鎌田氏は自身のTwitterアカウントにて、

「ご報告です。卒業させて頂きます。皆様へ8月10日に発表したTOBが本日9月15日にて決済まで終わることができました。10年前に創立したUUUMという会社がここまで成長できたのも本当に皆様の支えがあったからだと思います」と、同社のTOBが完了したことを発表。

当社の発表通りファウンダー名誉顧問に就任した。

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▪️UUUM：役員顧問紹介

また、同ポストでは、「株を売るということを100%望んでいたわけでは全くないですが、今のUUUMにとっての最良の選択だと思ってます。そういう意味では今年の上半期あたりはよく戦いました」と、同社のアゲインストな状況を振り返る赤裸々な想いを述懐。

さらに自身の10年間の歩みを振り返り、「2013年にHIKAKINという1人のクリエイターと出会い、マンションの1室からはじまり、社名を悩んだところから生まれたUUUM(う～む)という会社は次のフェーズにいくと思います。感慨深いと思いながらも、僕自身人生の中で今年の前半はずっと止まっていたので、これからは僕も次に進んでいきたいと思います」と、社名の由来など創業当初のストーリーについてもコメントした。

加えて、自身の今後については「また次にやることについては少しづつ、タイミングをみて、発表していきたいと思いますが、本当に今まで色々な形で応援いただき、支えて頂き、ありがとうございました！！！！！！！」と、ファンを含むステークホルダーへの想いを綴っている。

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YouTuberの新時代を築き上げてきた功労者のひとりである鎌田氏のポストに対して、「お疲れさまでした！」「ひとつの時代を牽引し続けたUUUM、心より感謝いたします」「名の由来、めっちゃいいですね（中略）自分も明日から う～～む と悩みながら生きていきます！」と、多数のクリエイターや仲間たちから感謝と期待のコメントが寄せらた。

【関連サイト】

UUUM株式会社 公式サイト

鎌田和樹 Twitter

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