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【騒動を謝罪】中田敦彦、松本人志の人間力に「私の人間力が及んでいない現状」【まとめ】

my HERO編集部

7月8日に配信されたカジサックのYouTubeチャンネルに中田敦彦が出演し、松本人志への想いを語り、7月9日に配信された中田自身のYouTube動画では相方の藤森慎吾に対して今回の一件について、謝罪と感謝を伝えた。

「松本人志は審査員をやりすぎている」から始まった

ことの発端は、中田敦彦が自身のYouTubeチャンネルで5月29日に配信した「【松本人志氏への提言】審査員という権力」という43分を超える1本の動画。

「M-1グランプリ」「IPPON グランプリ」「キングオブコント」など数多くの賞レースを主催する松本人志について、「審査員をやりすぎている」「(松本人志の)『あれ面白くないな』は業界全体にとって悲劇」「松本さんに対して何も物が言えない空気って凄いある」などと言及。

強大な松本の “権威” が業界へ及ぼす影響の強さ、それによって形成された業界体質などについて持論を展開した。

7月10日時点で500万回再生を超えたこの中田の意見ついては、一般の視聴者だけでなく、お笑い芸人やYouTuberなど業界内でも賛否が巻き起こり大きな論争を呼んでいた。

一方、名指しをされた松本は翌日の5月30日には、自身のTwitterアカウントを更新。
「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん 連絡待ってる!」と投稿し、中田に対して歩みよる姿勢も見せていた。
その反応について中田は、6月8日の自身のYouTubeアカウントで公開した相方・藤森慎吾との対談で「直接ふたりで会ってもそんなに面白くはないと思う。
意見を交わすことに意味があって仲良くなることに意味があるわけではない」と、松本の提案に消極的な様子だった。

松本人志 Twitter より

中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY

中田敦彦は松本人志が「好き?嫌い?」

騒動から1か月以上を経た7月8日に、カジサックのYouTubeチャンネル「第7回 泥酔はじご酒企画」に出演した中田。カジサックと、YouTuberのヒカルが渦中の中田に質問をする形で進められた。

提言動画の配信に至る経緯や想いについて、赤裸々に回想した中田は、「トークチャンネルの収録の流れに撮っていたものだった」「反響もどれくらいあるのかわからなかった。広がる可能性も理解はしていましたが、え?こんなにというのはありました」と、予想以上の反響に驚きがあったことを明かした。

その中でヒカルから「中田さんは松本さんの事が好きなんですか?」と直球で質問。

中田は答え方に悩みながら、「もともと尊敬しているのは間違いないですよね、尊敬してすごいなと言って(お笑い業界に)入ってきている訳ですよね」とコメント。

すかさずカジサックが「好きは好きだけど、好きでいるだけでは勝てないから『好きでいてええのか』っていう自分もいるはず」とフォローすると、

中田は「確かにそうですね。リスペクトしていなければ、ああいう提言はしていないんじゃないですか。でも好きか嫌いかという考え方ではないのかもしれないですね」と、松本への想いをコメントした。

また、今後の展開についてカジサックから問われると、「今回のことですごい思ったのが、単純に『まだまだだな自分』というのは思いました」「中田の話だから聞こうって思ってもらえてたんだったら中身まで踏み込めたのかなと思う」と自省したコメントを語っていた。

カジサック KAJISAC

騒動から1か月後で、相方・藤森に「人間力と精神力を鍛え上げます」

そして、中田は7月9日配信の自身のYouTubeチャンネルで「【提言後初の自宅凸】中田から藤森へ伝えたいこと」と題して、相方の藤森慎吾との対面での対談を実施。

藤森に対して中田は、今回の騒動について「ミスった」と口火を切り「言ったこと自体は考えていることだから間違えていなかったけど、やり方や自分の弱点がわかった」と、改めて今回の騒動を振り返った。

また、「世間に自分の意見をぶつけてみた結果、足りない力がわかった人間力と精神力。それを伸ばさないといけない。松本さんの人間力に私の人間力が及んでいない現状」とコメントすると、藤森は「(気づくの)おっそ!」とツッコミを入れながらも中田の想いを静かに受け止めた。

さらに中田は重ねて「謝ろうという気持ちはある。その上でついてきてほしい、この体験を受けて徹底的に人間力と精神力を鍛え上げます」と意思表明すると、藤森は「それは本当に大事な気づきだと思うし、素直にそれを認めるということは評価したいです」とコメント。

また今後について藤森は「(ふたりの関係性は)変わらないよ」と話しながら「(今の中田の想いも)これ一生続かないですから。良くも悪くも前言撤回というのがあっちゃんの素敵な言葉そこが中田敦彦の人間力、だから面白い。

でも。今の自制しようという姿勢は応援したい」と相方であり良き理解者として、中田の再起に向けてエールを贈った。

中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY

中田敦彦の才能。いわば、エンターテイメントにおけるクリエイティヴセンス、また社会や時代に対する “先見の明” を持つ鬼才であることは誰もが認めている。
そんな彼から生まれた “TV業界に対する刺激” が、変化のきっかけになったのか、後々証明されるのではないだろうか。
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