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【ENHYPEN】韓国にて開催!5th Mini Albam「ORANGE BLOOD」メディアショーケースを完全レポート!

見出し画像:(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ライター:小嶋 麻莉恵

my HERO編集部

BTS を輩出したHYBE LABELS の後輩として人気を博している 7人組グローバルグループ・ENHYPEN が、11月17日(金)に 韓国 5th Mini Albam「ORANGE BLOOD」を*発売!

発売日の前日である 11月16日(木)に、タイトル曲「Sweet Venom」等を披露するショーケースが韓国で開催された!

※ 日本発売日は、11月21日(火)

写真提供:(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

“ 君 ” を忘れる罰を受けた少年が “ 君 ” の存在を自覚し、自分を捨てる犠牲まで覚悟したという物語性を込めた前作「DARK BLOOD」のビハインドストーリーを伝える、BLOODシリーズの 2つ目のアルバム「ORANGE BLOOD」。

愛する存在である “ 君 ” と再び繋がって、幸せと愛の歓喜に満ちた少年が、与えられた今この瞬間に最善を尽くすという「カルぺ・ディエム」のような愛を誓う話を盛り込んだ。

アルバムのストーリーラインには、メンバーそれぞれの想いや、HYBEオリジナルストーリーと ENHYPEN がコラボした Webtoon・Webノベル「黒の月:月の祭壇」の要素が結合されている。

今回のアルバムで語っている “ 君 ” は、現実世界では ENGENE(ENHYPENのファンダム名)を意味し、「黒の月:月の祭壇」の観点から見れば 主人公・スハを意味する。

“ 君 ” という存在だけで多様に解釈して楽しめるのが、ENHYPEN のアルバムの魅力のひとつだ。

公式YouTube でもすでに公開されている「ORANGE BLOOD」のコンセプトフィルム(KSANA Ver.)の映像が冒頭で流れたのち、メディア向けのフォトタイムからショーケースがスタート。

フォトタイムは、ソロ→メンバー全員の順に行われ、司会者の呼びかけに応じて、メンバーのJUNGWON・HEESEUNG・JAY・JAKE・SUNGHOON・SUNOO・NI-KIが1人ずつカメラの前に姿を現した。

ENHYPEN JUNGWON (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN HEESEUNG (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN JAY (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN JAKE (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN SUNGHOON (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN SUNOO (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN NI-KI (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

フォトタイム時の衣装は、黒を基調にしたシックでな装い。

クールな佇まいに非常にマッチしており、各々のスタイルの良さがよく際立っていた。

7人でのフォトタイムを終えたのち、それぞれが一言ずつ挨拶をした。

トップバッターを飾った最年少メンバーのNI-KIは、「今回のアルバム制作期間である 6ヶ月の間でワールドツアーを回ったり、日本でもシングルを出したり、海外のフェスティバルに参加したりするなど、本当に忙しい日々を過ごしました。僕たちの新しい音楽をお聴かせすることができて、とても嬉しく思います。また1段階成長した姿を、ENGENEの皆さんにお見せできるよう精一杯頑張ります」とコメント。

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

その後、今回のアルバムのタイトル曲「Sweet Venom」の初パフォーマンスに向けて、メンバーは一旦舞台袖へ。

準備をしている間、同曲のMVが公開された。

ENHYPEN (엔하이픈) 'Sweet Venom' Official Teaser 2

色気を醸し出している 7人 の立ち姿もまた格別の存在感を放っていた。

「Sweet Venom」は、“ 君 ”の毒は甘く、自分が生きていることを実感させられるという少年の想いをいたずらっぽくリズミカルに表現した、パンク/ポップチューンだ。

MVでは、時間が止まった空間に閉じ込められているかのようなメンバーの姿を通じて、少年の永続性をメタファー的に表現。

撮影においては、時空間が停止したような中でじっと立っている人物を撮る「マネキンチャレンジ」を活用。

一風変わった撮影手法と斬新な構成により、従来のK-POPでは見ることができなかった映像美を実現している。

MV が流れ終わった後、画面は切り替わって舞台上へ。

そこには素早く衣装をチェンジしたメンバーたちの姿が。フォトタイム時のフォーマルな格好とは一転して、カジュアルではありながらも色気を醸し出している7人の立ち姿もまた格別の存在感を放っていた。

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

ステージ上で「Sweet Venom」を披露するENHYPENは、これまでのダークで強いイメージとは異なり、ほのかなセクシーさとセンチメンタルなムードを纏い、新たな魅力を最大限に発揮。

持ち前のビジュアルを最大化する振り付けも、中毒性を誘発させていた。

唇を拭きながら、首から上半身までなでおろす手の動きで、甘い毒が全身に広がる様子を表した「Sweet venomダンス」と、曲のブレイクでビジュアルに焦点を合わせ、静かに近付いて牙をそっと出す姿を表した「Quiet ダンス」が印象的。

アルバムには ENGENE に対する切実なメッセージも込められている。

その後行われた司会者とのトークセッションでは、パフォーマンスを終えたばかりの熱量のまま、メンバーそれぞれが「Sweet Venom」やアルバムに対する想いを語った。

同曲の作詞に参加した JAYは、「これまでも作詞にトライする機会はありましたが、今回は個人的な感情ではなく、これまでのENHYPENの曲と横並びにして比較しながら、チームに合うものを作ることを意識しました」と力強くコメント。

アルバムには ENGENE に対する切実なメッセージも込められている。

ショーケースにおいても、日頃から ENHYPEN のことを応援している ENGENE に対する愛情をメンバー各々が吐露した。

最年長の HEESEUNG は「どれだけ遠く離れた場所にいても、心の距離がいつも近しい存在がENGENEだと思います。なかなか切れない輪ゴムのような存在なのかな、と」と独自の比喩を用いながら答えた。

トーク後、贅沢にもさらにもう 1曲 パフォーマンスを披露。

こちらも「ORANGE BLOOD」の収録曲である、「Still Monster」。

救われたものの過去の影を抱えながら苦しむ怪物と、そのような怪物を愛する “ 君 ” について歌ったポップバラード曲だ。

自身に対する疑いと憂鬱を、力が抜けたような淡々としたムードで歌ったENHYPENの声が魅力的に迫る。

パフォーマンスを終えてすぐに流れたのは、「ORANGE BLOOD」アルバムプレビュー映像。

全収録曲のワンフレーズを繋ぎ合わせて構成されており、どの曲も完成度が非常に高く、アルバムへの期待値をより一層募らせるものだった。

最後に行われた記者との質疑応答では、各メディアからの質問にメンバーそれぞれが真摯に対応。

SNSで話題になっている「ダンスチャレンジ」に関して、SUNOOは「僕たちの今回のダンスは比較的マネしやすいので、ぜひたくさんの方々にチャレンジしてほしいです」と愛嬌たっぷりのはにかみ顔で答えた。

今回のアルバム「ORANGE BLOOD」に関する目標について問われたJAKEは、「7人全員が切実さをもってたくさんの努力を注ぎ、ENHYPENのさまざまな魅力を結合しました。ストーリーラインも面白いので、ひとつひとつの要素に力を入れて完成度の高いアルバムを作るのが最初の目標でした。さらに、韓国にたくさんのアーティストがカムバックしているなかでの発売なので、差別化を図ることも目標として掲げています」とコメント。

大衆に期待する反応については、「僕たちが初めて「ORANGE BLOOD」の曲を聴いたときはとにかく素晴らしいと思って、大ヒットするんじゃないかという予感がしました。大衆の皆さんも気軽かつ気楽に聴いていただけるような楽曲が多いのではないかと思います。ダンスチャレンジが流行しているなかでもあるので、より一層僕たちの曲が広まってくれることを期待しています」とSUNGHOONが答えた。

もっと努力し、今後も挑戦を続けていきます。

約 1 時間のショーケースを通して、新作「ORANGE BLOOD」の魅力を十二分に伝えたENHYPEN。

最後にJUNGWONは、「ENHYPENは海外での盛り上がりに比べて、韓国国内でのチャート人気が弱いという指摘をいただいていて、これは僕たちも自覚しています。だからこそこのような指摘を乗り越えてもっと努力していきたいと思っていますし、従来通り安住することなく、今後も挑戦を続けていきます。今回のアルバムは自信もありますし、とにかくクオリティの高い作品なので、全楽曲を聴いていただけますと幸いです」とリーダーらしい言葉で締めた。

ENHYPEN の新たな可能性が、「ORANGE BLOOD」にふんだんに込められていることだろう。

■『ORANGE BLOOD』

ENHYPEN 「ORANGE BLOOD」 (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

予約販売サイト

ENHYPEN Weverse Shop JAPAN『ORANGE BLOOD』

・2形態セット https://weverseshop.onelink.me/BZSY/2vuyzrly

・単品(2形態中ランダム1形態) https://weverseshop.onelink.me/BZSY/a21mi4nf

『ORANGE BLOOD (ENGENE ver.)』

・7形態セット https://weverseshop.onelink.me/BZSY/c6ucl6qh

・単品(7形態中ランダム1形態) https://weverseshop.onelink.me/BZSY/w7breue1

★UNIVERSAL MUSIC STORE『ORANGE BLOOD』

・2形態セット https://store.universal-music.co.jp/product/d2ce12756/

・単品(2形態中ランダム1形態) https://store.universal-music.co.jp/product/pdcv9024/

『ORANGE BLOOD (ENGENE ver.)』

・7形態セット https://store.universal-music.co.jp/product/d2ce12757/

・単品(7形態中ランダム1形態) https://store.universal-music.co.jp/product/pdcv9025/

ENHYPEN(エンハイプン) PROFILE

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

JUNGWON・HEESEUNG・JAY・JAKE・SUNGHOON・SUNOO・NI-KIの7人で構成されたグローバルグループ。

HYBE LABELSのひとつである BELIFT LAB 所属で、Mnetの超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月に韓国デビュー。

2021年7月にリリースされた日本デビューシングル『BORDER : 儚い』はオリコン週間シングルランキング初登場 1位 に輝いたほか、7月度「ゴールドディスク認定作品」にてプラチナ認定。

さらに、昨年10月に発売した日本 1stアルバム『定め』は、週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得した。

2022年9月からスタートした初のワールドツアーで 全世界12都市22公演 を成功させ、とくに今年 1月 には日本デビューからわずか 1年半 で初の京セラドーム公演を開催し、第4世代K-POPアーティストの中で最速で単独ドーム公演を実現した。

その勢いは止まることなく、今年5月22日にリリースした 4th Mini Album『DARK BLOOD』は発売当日に「ミリオンセラー」を達成、初動132万枚で自己最高記録を更新。

オリコン週間アルバムランキングで 1位 となり、6作品連続通算6作目の 1位 を記録した。

また、7月12日にリリースしたポケモンの音楽プロジェクト「Pokémon Music Collective」の新曲「One and Only」では、ポケモンと共演したMVでポップな姿を見せ、話題を呼んだ。

8月には『SUMMER SONIC 2023』にも初出演。

さらに、音楽に限らず、グループで PRADA のアンバサダーを務めたり、HYBEオリジナルストーリーとENHYPENのコラボレーションにより誕生したWebtoonとWebノベルで連載中の『黒の月: 月の祭壇』が今年 1月 に1億ビューを突破し大成功を収めるなど、様々な分野で多彩な魅力を発揮している。

そして、9月には 日本 3rdシングル「結 -YOU-」をリリースし、累計正味出荷枚数50万枚を超え、日本ゴールドディスク「ダブル・プラチナ」認定。

さらに、グループとして 2回目のワールドツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘FATE’』で デビュー後 初の日本ドームツアーを開催し、K-POPボーイグループの中でデビューから史上最速での東京ドーム公演の実現という新たな歴史を刻んだ。

関連リンク

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