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バトル漫画『ダンダダン』が面白い!あらすじや魅力についてご紹介

見出し画像:集英社「ダンダダン」公式サイト より引用

ライター:さかもと はるか

『ダンダダン』という漫画をご存知でしょうか? 現在も【少年ジャンプ+】で連載されている人気漫画です。

『ダンダダン』は、いろいろな要素を組み合わせた設定や、個性的な登場人物、圧倒的な画力などたくさんの魅力があり、次のアニメ化も期待されている作品です。

今回は、『ダンダダン』のあらすじや魅力を徹底解説します。バトル漫画が好きな方や少し変わった設定の漫画が読みたい方は、ぜひチェックしてみてください!

写真引用元:集英社「ダンダダン」より

ダンダダンとは?

ダンダダンとは、幽霊を信じる女子高生とUFOを信じる男子高校生が怪奇現象と戦うバトル漫画です。

2021年4月から「少年ジャンプ+」にて連載が始まりました。最新話を更新するごとに100万閲覧数を突破するほどの人気作品です。

2021年8月に単行本第1巻を発売。電子書籍を含めたコミックの累計発行部数は、2022年5月で120万部を突破しました。

ダンダダンは、2021年8月に「次にくるマンガ大賞2021」のWebマンガ部門第2位を獲得。2022年1月に発表された「全国書店員が選んだおすすめのコミック2022」は、第1位を獲得しています。

2023年6月現在までで、単行本は10巻まで発売されており、ますます知名度を上げている作品と言えるでしょう。


ダンダダンのあらすじ

登場人物は、宇宙人の存在を否定し、幽霊の存在を信じている霊媒師の祖母を持つ女子高校生の“綾瀬桃”。

もう1人の主人公は、幽霊の存在はを否定し、宇宙人の存在を信じている男子高校生・高倉健です。

ある日、お互いが否定している宇宙人と幽霊の存在を信じてもらうために、綾瀬はUFOが出ると噂の廃病院へ、高倉は心霊スポットのトンネルに向かいます。

トンネルに向かった高倉は、そこでターボババアという怪異に、綾瀬は、廃病院でセルボ星人という宇宙人に出会ってしまいます。

それぞれが信じていなかった存在と遭遇してしまった2人は……。

ここから、綾瀬と高倉がさまざまな「オカルト」と対峙していくバトル漫画へと発展していきます。


作者について

ダンダダンの作者は、龍幸伸先生です。龍幸伸先生は、『チェンソーマン』の作者である藤本タツキ先生と、『地獄楽』の作者である賀来ゆうじ先生のもとで、アシスタントをしていたことで知られています。

賀来ゆうじ先生は、「僕の知りうる限り、総合的な画力が最も高い人」と龍幸伸先生を評価しています。

また、藤本タツキ先生にも「いま、少年漫画でトップクラスの画力」と評しており、他の漫画家が認めるほどの高い画力が魅力です。


龍幸伸先生は、もともとホラーを題材とした漫画が得意ではなかったそうです。

漫画が描けない時期が続いたときに、ネタ帳に書いてあった「映画『貞子 VS 伽椰子』が面白い」の一文が目に留まります。

ホラーの中に少しのギャグ要素を入れると面白いのではないかと考えて、同作品が誕生しました。


ダンダダンの魅力

ここからは、漫画『ダンダダン』の魅力を3つ紹介します。


① 圧倒的な画力の高さ

『ダンダダン』と言えば、圧倒的な画力が売りの漫画です。

登場人物だけでなく、怪異や背景までも細かく描写されています。バトルシーンも迫力満点で、ひとコマひとコマの情報量が多いのもダンダダンの魅力の1つです。

作者の龍幸伸先生は、自身のTwitterにダンダダンの下絵や完成絵を載せています。

下絵の段階から、龍幸伸先生の細かい線のタッチが感じられるので、気になった方は、ぜひ一度チェックしてみてください!


② 個性的な登場人物

『ダンダダン』は、個性的な人物が多く登場します。

まずは、主人公である綾瀬桃(あやせもも)は、霊媒師の家系で育ちました。霊媒師の祖母の影響もあり、幽霊や妖怪の存在は信じていますが、UFOや宇宙人などの存在は信じていません。

校内屈指のギャルキャラですが、大の高倉健ファンで、渋く硬派な男の人がタイプというやや変わり者です。

第1話でセルボ星人に襲われたことで、超能力に目覚め、怪異とのバトルに挑んでいきます。

もう1人の主人公である高倉健(たかくらけん)は、俳優の高倉健好きの綾瀬からはオカルンと呼ばれています。

愛読書はオカルト雑誌というオタク気質の性格をしています。綾瀬とは正反対で、UFOや宇宙人の存在は信じていますが、幽霊や怪異については信じていませんでした。

ターボババアと遭遇したことで、半分怪異となり、綾瀬を守るために、次々と襲ってくる怪異に立ち向かいます。

他にも、どう見ても20代にしか見えない綾瀬の祖母である「綾瀬星子」や、自他ともに認める美少女である同級生の「白鳥愛羅」など個性的な人物はまだまだ登場します。

ぜひ本編でお気に入りのキャラクターを見つけてみてください!


③ ジャンルはオカルト×バトルだけじゃない!

ダンダダンの漫画ジャンルは、大きく分類すると「オカルト×バトル漫画」と言えますが、バトル以外にもさまざまな要素が入っています。

オカルトと聞くと、暗くもの悲しい雰囲気を想像しますが、ダンダダンの物語はコメディ要素を入れつつ軽快に進んでいきます。

また、主人公たちの綾瀬と高倉の青春ラブコメ要素も含まれています。

綾瀬は、明るく今時のギャルといった雰囲気で、高倉はメガネで真面目な優等生。対照的な2人の恋愛模様を楽しめるのも『ダンダダン』の魅力と言えるでしょう。


まとめ

今回は、漫画『ダンダダン』のあらすじや魅力について紹介しました。

ダンダダンは、バトル要素の強い作品ではありますが、ギャグ要素や恋愛要素も入っており、大人から子供までさまざまな年代の人が楽しめる作品と言えます。

物語も難しいモノではなく、テンポよく話が進んでいくのも魅力の1つです。

ダンダダンは、現在も少年ジャンプ+で連載中です。少年ジャンプ+では、ダンダダンの第2話までは無料で読めるので、気になった方はぜひチェックしてみてください!

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