6月30日、大手インフルエンサー事務所「Carry On」から、所属クリエイター「がーどまん」「ふくれな」「夜のひと笑い」「はんなりーず」の人気YouTuber4組が、一斉退所を発表した。
4組中3組が「大人の事情で何も言えない」と退所理由を語らぬ中、「がーどまん」は自身が受けた事務所との税金トラブルを明かした。
引用元:チャンネルがーどまん
今回の騒動は、一体何が原因なのか
がーどまんは、今年1月に引越しの旨を事務所に相談したところ、税金の未納が発覚し、同時に税理士が全く仕事をしていなかったことを知らされたという。自宅と実家には国税局からの査察が入り、家族からの涙ながらの電話に彼自身も疲弊していった。
逮捕される危険性に加え、数千万円もの延滞税を払う義務が課せられることも明かした。
そして、今回の元凶となった税理士を紹介した張本人が、Carry On社長、高田樹氏。がーどまんが「家族」と慕うほど信頼していた高田氏だが、莫大な延滞料の件を彼に相談したところ、「(コレクションしている)時計売っちゃえばいいじゃん」と杜撰な対応を受けたとのこと。
がーどまんは、「プチンと切れて、リスペクトしてる面がなくなった。」と怒りをあらわにした。
もともと、高田氏の前事務所「Kiii」を設立した当初から親交のある二人。深い関係性を築き「一生ついていく」と決めていた相手からの突然の裏切りに、がーどまんは涙ながらに「しんどすぎる」と連呼した。また、Carry Onは今回の騒動を認め、再発防止と調査に努めることを発表した。
同時に退所が決まっている、人気YouTuberの、ふくれな、夜のひと笑いたちも、自身のYouTubeチャンネルにて退所について語った。
引用元:ふくれな/fukurena
引用元:夜のひと笑い
YouTuberをはじめとする、インフルエンサーによる所属事務所とのトラブルや、退所問題はいくつも事例がある。影響力のあるインフルエンサーたちを、いかにマネジメント・プロデュースできるのか。が、今後のインフルエンサー事務所の課題であり、ビジネスとしても大きく左右されるであろう。