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my HERO編集部
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来週入学式を控える入学生約 115 人の前に、まずは風間監督が登壇。
『silent』スタッフ陣も多く参加した本作の撮影現場の様子について「撮影、照明、録音技師が『silent』と一緒のチームだったので非常に安心感があって、コミュニケーションのアドバンテージがあるやりやすい現場でした」と明かした。
また新入生から「映画を作るモチベーション」を聞かれると「僕はキャラクターに自分の内面に閉じ込めている葛藤や憤りを投影して、その人物がどう生きるのかを見つめたいと思って作品を創造している。そのように自分を投影しながら作品を撮っているので、モチベーションの起点になっているのは自分自身だと思う」と答えた。
そんな中、特別ゲストして W主演の 川西 と 桜田 がサプライズで登場。
まさかの W 主演登場に唖然とする生徒たちに川⻄は「もうちょっと歓声が欲しかったかな?」とキラースマイルのリップサービスで場を盛り上げていた。
ひとり孤独な世界で音楽制作をする清澄を演じた川⻄。
「周りの人間関係や環境を遮断して、音楽一つだけあれば良いと思っている⻘年です。その中に 10 代、20 代が抱えるような寂しさや苦しさを持っている役柄」と演じるキャラクターを紹介。
清澄の作る曲に心が震えて世界が変わった潮を演じた桜田は、「こうだと思ったら即行動に移せる真っすぐでひた向きな性格だけれど、周囲には繊細さを見せられないような多感な女の子でもあります」と役柄を紹介した。
2ヶ月間程の特訓を経てキーボード演奏シーンに臨んだ川⻄は「僕は楽譜が読めなかったので、楽譜を丸暗記して楽譜を見ずに弾く練習をしました。キーボードを弾くだけではなく役としての感情も出さないといけないので、どちらかに偏らないよう両方上手くやれるように意識しました」と回想。
風間監督から「とにかく頑張れ!とお伝えました」と言われると、川⻄は「沢山ビシバシしていただきました!」と照れ笑いだった。
風間監督の『silent』にも出演していた 桜田 は「2 回目ということで意思の疎通も取れていたので、今回は沢山話し込むというよりも、私自身のプライベートな話をさせてもらうことが多かったです。その話の中から潮に通じる部分を感じ取っていただけたと思います」と手応えばっちり。
風間監督も「潮の持つ属性がひよりさんと近いだろうと思ってオファーをしました。潮にひよりさんを投影して表裏一体のものとして演じてもらいたかった」と狙いを明かしていた。
川⻄にとって本作『バジーノイズ』は映画初主演作。
「撮影現場にいらっしゃるスタッフさんのプロの仕事ぶりを目の当たりにしました。カット割りを決めている時の監督たちの顔がカッコよかった。それを見るのが好きでした」と初々しい。
ただ川⻄はかなりの人見知りらしく、自称人見知りの桜田も「私の人見知りを超える川⻄さんと言う感じ」と評する程で「目を合わせてくれなくて...。早朝 3 時の海の撮影の時に監督に『どうしよう...』と言いました。挙動も私が今まで見たことのないタイプでカチカチしていました」と苦笑い。
これに川⻄は「緊張がほぐれず、スンとしていました。映画初主演だったのでプレッシャーに感じている部分もあって、どうしたらいいのかと...」とカチカチだった自覚があるようで、新入生たちに向けて「今も緊張しているので、あまり見ないでください」と頬を赤らめていた。
そんな人見知り・川⻄のために、撮影中に桜田が考案したコミュニケーションを円滑にするゲームをアレンジする形で “ドキドキクエスチョン” として新入生を交えて実施することに。
“ドキドキクエスチョン” は出題されたお題に対して「せーの」で自分の意見を述べるゲームだ。
まずは「ふるさと自慢と言えば?」。
これに川⻄は「温かい町!兵庫!」と元気よく発表し、桜田は「ご当地キャラ・チーバくんの部位で住んでいる場所を表すことが出来る」と述べた。
桜田は「チーバくんは千葉県の形をなぞって形成されているので、住んでいる場所について『耳らへん』『足らへん』と言えば大体わかる。それが千葉出身としての強み」と胸を張るも、司会から「桜田さんはどのあたり?」と聞かれると「それは個人情報!シークレットです!」と口をつぐんで笑わせた。
「川⻄主演の映画を撮影するとしたら?」とのお題には、新入生たちは「仮面ライダー」「アクション映画」「純愛物語」などと妄想。
桜田は「人生」といい、社会人だった川⻄がオーディション番組を経て JO1 メンバーになったことに触れて「川⻄さんの人生には夢があるので、絶対に映画にした方が良い。赤ちゃんの時代から描いてほしい」と興味津々。
一方、野球歴 15 年という川⻄本人は「人生で一番⻑くやっているのが野球なので、野球に関わるものが出来たら嬉しい」と野球系映画を熱望していた。
すると桜田は、風間監督が「SF」と挙げたことから「川⻄さんが野球を続ける世界線もあるし、純愛もあるし、ヒーローの道に行くのもあり」とパラレルな内容の映画を期待すると、風間監督も「この場で出たアイデアを混然一体とさせた映画が出来るかも!?」と面白がっていた。
さらに「 “推し” と言えば?」とのお題に桜田が「愛犬」と答える一方で、川⻄は「桜田ひよりさん」とした。
川⻄は「僕は真剣ですよ!この映画を通して桜田さんの魅力にどっぷりとハマりました。これからも応援し続けます!」と生涯 “推し” を宣言。
桜田から「ごめんなさい!でも二番目でもいいですか...?」と提案されるも「全然いいです!」と前向き。
そんな中、風間監督が推しているのは川⻄だったと判明。
これに川⻄は「嬉しい!」と喜ぶも、桜田からは「それぞれが一方通行!」とツッコまれ、場内爆笑となった。
最後に川⻄は「この映画には仲間の絆や出会いが描かれています。出会いとは素晴らしいものだと思うので、繋がりを大切にしながら生活をして、後悔のないように自分のやりたいことを好きなだけやってほしい。そのカギはこの映画にすべて詰まっています」と映画の PR を交えて新入生たちにエール。
桜田も「4 月は出会いの季節。これから大変なことや楽しいこともあると思います。周りの人を大切にして自分らしく生き生きと過ごしてください。『バジーノイズ』は私にとって大切な一つになったので、この映画を観てまた一つ皆さんとの繋がりが生まれたらいいなと思います」と呼び掛けていた。
映画「バジーノイズ」ストーリー
頭の中に流れる音を形に出来れば、他に何も要らない
マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄。
人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていた彼に、上の部屋に住む女性・潮が挨拶を交わしてきた。
その日失恋をしたと言う彼女は、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明ける。
やがて潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく̶̶
タイトル:バジーノイズ
原作:むつき潤「バジーノイズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督:風間太樹「silent」「チェリまほ」
music concept design:Yaffle
主題歌:「surge」 清澄 by Takumi Kawanishi(JO1) ©LAPONE Entertainment
出演:川⻄拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎
円井わん 奥野瑛太 天野はな 駒井 蓮 櫻井海音 馬場園梓 / 佐津川愛美 テイ龍進
製作:映画『バジーノイズ』製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
製作幹事・配給:ギャガ
5月3日(金・祝) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー