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【まとめ】AAA・與真司郎のカミングアウト。メンバーからも熱いメッセージが届く!新しい挑戦にファンも応援。

見出し画像:YOLO株式会社 提供

my HERO編集部

活動休止と独立・渡米を経て、新たな挑戦へ。

男女混合パフォーマンスグループ「AAA」のメンバーである、與 真司郎がゲイであることをカミングアウトし、新曲「Into The Light」を発表。

この発表について、同じく「AAA」メンバーからも “ 與の勇気と新しい挑戦 ” に熱いメッセージが届いている。

写真提供:YOKO株式会社

與真司郎
與 真司郎「自分は一人ではないということを、わかってほしかった」

2020年に活動休止した「AAA」のメンバー 與 真司郎は、2023年6月にエイベックス・マネジメント社との専属契約を満了し独立。

現在はアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移して、ソロアーティストとしての活動も休止しながら、次なる挑戦に向けて準備を進めていた。

 

そんな中、日本に一時帰国した與は、7月26日(水)にファン向けイベント「與 真司郎 announcement」を開催。

全国から来場した約1,800名のファンを前に、自分がゲイの当事者であることをカミングアウトした。

「自分ですら、自分のセクシュアリティーを、受け入れることができませんでした」「僕と同じ境遇に置かれている方々にも、勇気を持つキッカケにしてもらいたかった」「自分は一人ではないということを、わかってほしかったんです」と発表に至るまでの葛藤や経緯、同様の経験をしている当事者に向けメッセージを伝えた。

またイベントでは、Pink, Backstreet Boys などを手掛けたシンガーソングライターの「Wrabel」と、One Direction, Maroon 5などを手掛けた作曲デュオの「Afterhrs」が共同で書き下ろした新曲「Into The Light」も発表。

與の “自分らしい人生とこの瞬間をより鮮明に表現するため” に発表された新曲は、収益の一部が、LGBTQ+の当事者などを支援するNPO団体「プライドハウス東京」「ReBit」にそれぞれ寄付される。

「Into The Light」のミュージックビデオ

この旅路を表現した「Into The Light」のミュージックビデオの制作では、アメリカ現地で映画監督として活動するTsubasa Maruno氏が協力。

與真司郎が人生を通じて感じてきた暗闇と孤独、そしてようやく自分自身を受け入れられる場所に辿り着いた安堵感が並置しながら美しく表現されています。

さらに、與の人生に関するドキュメンタリーの制作も発表。

監督は、カーリー・マンティラ=ジョーダンとジョン・エリオット・ジョーダンが務め、プロデューサーには、アカデミー賞受賞歴のあるピーター・ファレリー氏とフィッシャー・スティーブンス氏が協力するなど、業界屈指のクリエイターが集結。詳細については後日発表される予定。

與 真司郎 本人コメント(全文)

カミングアウトを決意するまでに、すごく時間がかかりました。自分ですら、自分のセクシュアリティーを、受け入れることができませんでした。

もし自分が、ゲイだということを認めてしまったら、今度は、世の中が自分のことを、アーティストとして、認めてくれないのではないかと、恐怖を感じることもありました。

本当のことを受け入れ、それをしっかりとみなさんに伝えることが、僕なりの誠意だと思いました。

そして、僕と同じ境遇に置かれている方々にも、勇気を持つキッカケにしてもらいたかった。自分は一人ではないということを、わかってほしかったんです。

イベント当日には、「AAA」メンバーの西島隆弘、宇野実彩子、SKY-HI(日高光啓)、末吉秀太が会場に駆けつけ、與の発表を見守っていた。

今回、與のカミングアウトについて、AAAのメンバーからもメッセージを発信している。

西島隆弘は、自身のTwitterで「Respect you! Your happiness begins tonight. We're always by your side. (尊敬しています!この夜からまた君の幸せが始まるね。僕たちはいつでも君のそばにいるよ)」と英語でコメントし、與の新たな船出にエールを送った。

宇野実彩子は、自身のInstagramアカウントを更新。

当日会場に集まったメンバーとの集合写真とともに、「1度きりの人生を大切に生きることの難しさと素晴らしさを彼に教えてもらってる」「どんな時も前を向く彼に私は励まされるばかりで真司郎との出会いに心から感謝してます」「これからも心はいつでもそばにいるからね 親愛なる友達へ︎」とメッセージを添えた。

末吉秀太は、翌日に自身のTwitterにて「真意もわからなくていいし文字面だと100%伝わらないと思っているから普段は書かないけど少しでも伝わるといいなと思う」とコメントしながら、テキスト画像を投稿。

「その人にはその人の人生や生き方や歩幅があってそれぞれ間違いでもないし正解なんてものはないんだよ」「人の人生をただのトピックとして使用するだとか個人のアピールとして利用することは文化にしちゃいけない」「とりあえず昨日はくそほどいい日だったし生涯かけても好きな奴にしか時間はさけない」「流されずありのままに素直に好きに生きたもん勝ち 味方は必ずいる」とコメント(一部抜粋)し、與のカミングアウトを受けて、自身の想いも力強く発信した。

 

また、同じくメンバーのSKY-HI(日高光啓)は、自身のInstagramのストーリーズにて、與の投稿を引用する形で、「本当に尊敬します」「あなたを誇りに思います」「いつも応援しています」とコメントした。

SKY-HI(日高光啓) Instagram

元メンバーの伊藤千晃も、自身のInstagramのストーリーズの投稿にて、虹を指さす画像に「息子が朝イチで“ママ~虹!来てぇ!”と伝えてきました。偶然だと思いますが。これからも、それぞれが自分らしく輝いていける未来でありますように」とコメントを添え、與の想いに寄り添った。

伊藤千晃 Instagram

ファンは、「AAAのファンで居てよかった」と感涙

そんなメンバー、元メンバーから相次ぐコメント発表に、ファンからは「本当に素敵な関係性AAAを好きになって本当によかった大好きだよ」「本当にAAAのキズナは強い。

羨ましいくらいに」「こんな素敵なメンバーがいるグループを好きになってよかった」と、涙を流すファンの声も散見された。

G7の中で唯一、LGBTQ+の人権を法的に保護する法律が整備されていない日本。
與も自身のコメントで語っているように、今回のカミングアウトに至るまで、相当な戸惑いや葛藤があったことが推察される。
またこれからの挑戦においても、新たな困難や逆風にさらされることもあるだろう。
しかし、今回の発表を受けた「AAA」の仲間たちやファンの反応からも、彼らのゆるぎない関係性やファンの支えが與の背中を力強く押し続けることを予感させる。
 
【 與 真司郎 PROFILE 】

アメリカ・ロザンゼルス在住。 日本とLAを拠点に活動中。

日本の男女混合のパフォーマンスグループ、AAA(トリプル・エー)のメンバーとして、 2005年9月14日にシングル「BLOOD on FIRE」でデビュー。2016年にはDOME TOUR開催。

DOME TOURは、2021年の活動休止期間に入るまでに5回行われた。 またグループの活動にとどまらず、ソロアーティストとしても2019年、初のソロライブアリーナ公演「SHINJIRO ATAE 30th Anniversary Live THIS IS WHO I AM」を開催。

2020年11月19日、翌年末を以てアーティスト活動を休止することを発表し、 2021年歌手活動休止前ラストとなる全国アリーナツアー「SHINJIRO ATAE ARENA TOUR -THIS IS WHERE WE PROMISE-」を開催。

2021年3月~ アパレルのみならず、美容健康食品、雑貨、アクセサリー等、自身のライフスタイルを幅広く表現していくブランド 「446 - DOUBLE FOUR SIX - 」 (読み:ダブルフォーシックス) の立ち上げを発表し、ブランドプロデューサーとして活動中。

2022年日本で出版した『すべての生き方は正解で不正解』(講談社)は、ネガティブだった與真司郎が長年にわたる葛藤をえて、ポジティブになった視点の変え方などを綴ったものでメンタルヘルスに関するベストセラー本となっています。

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